コラム

LRQA情報誌「Value Eyes」やお客様向けメールニュースにてご紹介したLRQA ジャパン審査員コラムをご紹介します。

第4回 「素晴らしい風土・文化を醸成していくために」

2008年05月16日

写真LRQA
主任審査員
辻 久男
プロフィール
大手ゴム・タイヤメーカーにて、開発・設計・工場運営・品質保証などに携わる。退職後、LRQA主任審査員となり、現在は、特別審査、審査員トレーニングなどを行う。

素晴らしい風土・文化を醸成していくために

この連載も第4回目の今回が最終回。では、最後に、審査員として気付いた審査現場のポイントをお教えしましょう。
まず、審査員たちは、短い時間の中で企業を審査しなければなりませんから、キメ細かな部分まで目が行き届ように、審査員教育が行われています。審査というのは、オープニングミーティングからスタートしていると思っていませんでしたか?実は、会社の門をくぐったときから始まっているのです。例えば、守衛さんに審査員が来るという話が通っていると、コミュニケーションがよくできていることになりますし、受付の電話対応や社員同士のコミュニケーションもチェックすべきポイントとなるでしょう。経営者のお考えを定めた品質方針および業務マニュアルが社内各部門で確実に運用され、社内の風土・文化を支えているか否かは、会社に足を一歩踏み入れるだけでかなり分かるものなのです。
とはいえ、ISOの審査は調べごとではありませんから、あまり過敏になる必要はありません。都合の悪いことは見つからないようにと構えるのではなく、現状を見てもらい、もし審査員から弱点を指摘されたら、改善していけばよいだけなのです。ISO管理責任者の方だけではなく、社員の方々にも、審査員の指摘で改善のヒントをもらっていると考えていただければ、ISOがさらに日常業務にもよい影響を与え、きっと素晴らしい風土・文化が醸成されていくでしょう。

ISO事務局 管理責任者へのエール

ISO事務局 管理責任者に贈る、ISOの管理運営をスムーズに行っていただくためのメッセージ。 (計4回)

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