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【イベントレポート】 LRQA フードフォーラム

2011年10月27日

2011年10月12日(水)に行われた「LRQA フードフォーラム」。FSSC 22000について、第一部では基調講演、第二部ではパネルディスカッションと様々な角度から4時間にわたり熱い議論が交わされました。

FoodForum_hall2011年10月12日(水)、食品サプライチェーンと食品安全マネジメントシステムの最新動向の紹介と、食品安全の専門家の方々と意見交換を行う「LRQAフードフォーラム」を開催いたしました。注目を集めるテーマであることを示すかのように、70人を超える参加者を集めて会場が熱気に包まれる中、フォーラムがスタートしました。


FoodForum_Yukawa■世界的な関心の高まりを見せるFSSC 22000

まず、最初に壇上に上がったのは、長年にわたり農林水産省で食品安全に取り組んでこられた財団法人日本食品分析センター 参与 テクニカルサービス部長 湯川 剛一郎氏。日本国内の衛生管理や食品安全マネジメントシステムの変遷と動向についてご説明いただくとともに、ISO/TS 22002シリーズの今後の発行予定などをご紹介いただきました。

続いて、LRQAグローバル・フード・プロダクトマネジャーであり、FSSC 22000の開発・運営機関であるFoundation for Food Safety Certification会長も務めるコール・グローンフェルトが、サプライチェーンとFSSC 22000について次のように解説いたしました。

 

FoodForum_Cor「現在、90%以上の消費者が食品安全に関心を持つ中、FSSC 22000はサプライチェーン全体で食品安全のリスクを管理、改善していくことができるシステムです。世界の小売業界が中心となり設立されたGFSIが承認したFSSC 22000の認証を取得すれば、透明性が高まり、サプライチェーンと小売業者の強い信頼関係を築いていくことができるでしょう。」

 

 ■課題だったサプライヤーの管理もFSSC 22000で解決できる

そして、後半は、日本食品安全マネジメントシステム評価登録機関 大西 吉久氏をモデレーターに、基調講演を行った湯川 剛一郎氏、コール・グローンフェルト、そして、日本生活協同組合連合会 執行役員 品質保証本部本部長 内堀 伸健氏、LRQA Korea食品審査員 イル・ヒュンがパネリストとして登場。各国のフードサプライチェーンや監査の現状、課題をテーマにパネルディスカッションを行いました。

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フードサプライチェーンの安全を確保するには、中小企業での食品安全マネジメントシステムの導入が必要であるという意見が交わされる中で、LRQA Korea食品審査員 イル・ヒュン が、「韓国では、中小企業での食品安全マネジメントシステムの導入はまだまだ、という段階ですが、中小企業では多くの投資が難しくても、トレーニングで運用面を強化することでFSSC 22000を導入できると考えています。」と、韓国の状況と中小企業での導入のポイントについて解説しました。


■FSSC 22000がもたらすメリットは大きいはず

また、日本生活協同組合連合会 内堀 伸健氏からは、現在行われている監査のご紹介と、そのご経験から、下請け・孫受けと複雑な食品サプライチェーンの中、最終製品だけでなく、そこに使用されている原料までをみる必要性を感じています、とのお話しを頂きました。

さらに、コール・グローンフェルトは、「マネジメントシステムの導入にはある程度コストがかかりますが、それ以上にリターンも大きいはずです。食品安全スキームの中でも、GFSIが承認したFSSC 22000は、今後急速に広まっていくことが予想されています。」と、FSSC 22000の展望について説明しました。

FoodForum_panel

FSSC 22000が普及すれば、二者監査に要する費用や日数も削減でき、効率的なフードサプライチェーンが築いていけるという意見も出る中 、パネルディスカッションが終了。その後も、会場の参加者の皆様からはパネラーに対して次々と質問が飛び交いました。4時間にわたり熱い議論が交わされたLRQAフードフォーラム。今後のFSSC 22000の拡大と、フードサプライチェーンの発展を予感させてくれました。

 

今回ご参加いただきました参加者の方々にアンケートにもご協力いただきましたので、
少しご紹介したいと思います。

<もっとも良かったプログラム>
FoodForum anquite_program


 

 

 

 

<全体の満足度>

FoodForum anquite_manzoku

 

 

 

 

 

上記のグラフのような結果になりました。

やはり、食品の専門家同士のディスカッションは興味深かったようで、いちばん支持されました。
また、多くの方に満足していただけるイベントを今後とも展開して、みなさまのお役に立てる情報を
発信していくように努めてまいります。

 

関連記事:

LRQA グローバル・フード・プロダクトマネジャー、コール・グローンフェルトのライブレポート:東京で開催中の LRQA フードフォーラム(ブログ3)

LRQA グローバル・フード・プロダクトマネジャー、コール・グローンフェルトのライブレポート:東京で開催中の Japan Food Safety Day (ブログ2)

【LRQA フードフォーラム】パネルディスカッションに向けて-日本生活協同組合連合会 執行役員 品質保証本部 本部長 内堀 伸健 様

【LRQA フードフォーラム】パネルディスカッションに向けて-財団法人 食品産業センター JFARB参与 大西 吉久 様


参考記事:

特別対談: 「食品安全マネジメントシステムの柔軟な活用が、日本の食品産業発展のカギとなる。

財団法人日本食品分析センター テクニカルサービス部部長 湯川 剛一郎氏
LRQA ジャパン食品審査員 星 実



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