LRQAのお客様、審査員のインタビュー記事です。
日本コカ・コーラ株式会社
技術・サプライチェーン本部 副社長
イムラン ニアジィ 氏
1886年に米国アトランタで創立して以来120余年。現在では、200ヵ国以上で500以上のブランドを展開しており、1日に16億杯もの当社製品を飲んでいただくまでになりました。日本でも、コカ・コーラ社製品を北海道から沖縄までの12のボトリング会社で製造しており、重要な市場として捉えています。
私たちは、2020年へ向けたビジョンを掲げていますが、それは“世界へ爽やかさを提供し、すべてのステークホルダーを幸せにする”ということ。それぞれの地域で、消費者のニーズを理解し、消費者が望む飲料を提供して、爽やかさを体験していただくことを目指しているのです。
このビジョンを体現した製品の一つが、国産天然水を使用した“い・ろ・は・す(520ml PET)”のい・ろ・は・すボトルです。これは、12gという国内最軽量*のPETボトルにすることで、その材料となる樹脂の使用を減らし、CO2排出量を削減する製品。環境に敏感な日本のニーズに合ったものです。また、今年導入した“プラントボトル”は、ボトル素材の 一部(5~30%)に植物(さとうきび)由来の素材を使用。しかも、これまでと同様100%リサイクル可能です。このプラントボトルを使った“爽健美茶”は、15種類の植物が素材であり、中身もパッケージも植物由来の製品が誕生したのです。私たちは、“環境にいい影響を与えることは、持続可能なビジネスに不可欠である”、という強い信念を持ち、環境貢献を推し進めています。
昨今、食品・飲料業界でも、安心・安全の問題が重要なテーマとなっています。素晴らしい製品、企業の基盤は品質にあり、品質と安全は一体となっています。世界中の人々に最高の品質、安全な製品をお届けすることが、私たちの義務です。
当社では、製品が常に安全であることでお客様に安心して製品を手にしていただくために、創業以来、品質、安全の基盤を構築、強化してきました。そして、世界中のコカ・コーラ社で共通の厳しい基準のもと、原材料の調達から製造、販売に至るまでのトータルな品質管理に取り組んでいます。それだけではなく、外部から品質管理体制を見極めてもらうために、ISO9001(品質)、ISO14001(環境)、OHSAS18001(労働安全衛生)、ISO22000(食品安全)の認証を取得しています。さらに、常に最新の管理体制にしていくために、ISO22000をさらに強化したFSSC22000の認証取得が進行中です。
こうした当社独自の品質・環境・労働安全衛生の管理基準を第二者監査で、ISO/OHSASを第三者審査で、外部からの新鮮な目でチェックし提言していただくことで、ビジネスをさらに改善することができるのです。その第二者監査、第三者審査において重要な役割を果たしていただいているLRQAとパートナーシップを結んでいることは、大変有意義なことだと考えています。また、LRQAの早急な体制づくりにより最新の認証規格であるFSSC22000の認証取得にもいち早く取り組めました。教育研修プログラムでも、審査員のノウハウをご提供いただいていることは、当社のシステムの向上にもつながっています。
コカ・コーラ社製品を飲んでくださるお客様からの信頼を維持、向上させていくために、LRQAがISOにおける先駆者であることは、パートナーシップを結ぶ私たちにとっても価値があります。これからも、常に先駆者としてご活躍いただくことを願っています。
